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セクハラ加害者に対する反対尋問

  • 執筆者の写真: 笹本潤
    笹本潤
  • 2023年12月16日
  • 読了時間: 3分

2023年12月11日、社会福祉法人内におけるセクハラ・パワハラの張本人である被告北岡(元グロー理事長)に対する反対尋問をしました。

 


〈原告木村さんについて〉

*2012年9月に中野サンプラザホテルに酩酊させた木村さんを連れ込んで性暴力をしたことについて、被告北岡は「障害者の芸術活動の話をするために部屋に呼んだ」などと話を作り、「木村さんと話が一致し、気持ちが高揚したらか『脱ぐ?』と聞いたら、木村さんの方から洋服を脱いだ」などの作り話をしてきました。気持ちが高揚しても部下にわいせつな行為に及ぶのは異常なことであり、その点反対尋問では被告北岡はわいせつな行為に及ぶ理由をうまく説明できませんでした。真実は、木村さんは酩酊してホテルの部屋で意識はなく、そのような会話自体なされていないのですから、被告北岡は虚偽の作り話を平気で証言するという卑劣な作戦をしてきたわけです。

 被告北岡は、タクシーで木村さんのおしりを触ったことや、木村さんの身体が欲しいなどというメールを送ったことは認めましたが、何でそのようなことをしたのかを問われると、説明に窮し、「冗談」「シャレ」「ウケを狙った」「親しみ」などの言い訳をして、傍聴席の失笑を買っていました。


〈原告鈴木さんについて〉

*原告の鈴木さんについても、被告北岡は突然、これまで陳述書にも書いていなかった作り話をしてきました。鈴木さんとは不倫を許容できるほどの関係があった、受け入れられていると思い、気持ちが高揚してキスを2度した、フランス出張や新幹線内で合意の上で手を繋いだ、身体的接触を拒絶されないような関係だった、などの作り話を証言しました。真実は、そのようなことは全くありません。鈴木さんは、もちろん同意などせず、手も握り返さないなどで、被告北岡を怒らせないためのギリギリの抵抗をしてきたのです。2014年に中野サンプラザで被告北岡の性暴力が行われたことについても、別の日に鈴木さんと合意の上でベッドに横になったら寝てしまった、などの作り話を証言しました。「性的対象としてきたのではないか?」との原告代理人の問いには単に否定するだけで、逃げ切ろうとする態度でした。

 

*被告北岡が原告らに送ったセクハラ・パワハラメールについては詳しく覚えていないとしながら、同時期に自分が作り上げた作り話については詳しく証言するなど、突然話を作ってきた矛盾が目立ちました。なによりも、本当に被害者が合意の上で性的な行為に応じてきたのであれば被告北岡はもっと早く主張しているはずなのに、提訴から3年も経って「被害者が合意したとの作り話」を突然持ち出してきたこと自体、被告北岡の証言が作り話であることの何よりの証拠です。

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